日常生活での介助のコツ

温度差に注意する

日常生活で効果的な介助を案内していますが、なるべくケアサービスなどを導入しないでも対応可能なものを案内していきます。
ケアサービスであればすべてお任せというのも可能ですが、かなりの費用を支払わないといけないため、人によっては利用できないこともあるため、それ以外の日常生活で効果的な介助を案内する形となります。

まず誰にでもできる老人介護ですが、部屋、お風呂、トイレなどの温度差を無くすように配慮しましょう。
健康的な肉体を持っている高齢者以外では気付きにくいことなのですが、老人は温度差を嫌がる傾向にあります。

分かりやすいものではトイレが該当するでしょう。
トイレの便座を、スイッチ1つで温められるものに替えておくと、排泄の際にスッキリとした排泄ができるようになります。
健康的な人とは違い、老人は排泄で苦労することが多く、またトイレを嫌がる老人も多くいるのです。

たかが下の世話と思うかも知れません。
しかし、このような対応を放置されていると老人の体調が崩れやすく、寝たきり老人になりやすい問題を放置している結果になるのです。

お風呂に関してもトイレと同じことが言えます。
老人は熱すぎるお風呂が苦手なので、そのことを理解してお風呂を沸かすようにしましょう。

また、可能であればお風呂の中に入浴剤を入れたほうが良いです。
その理由ですが、お風呂の中に入浴剤が入っていると水以外のものが肌に付着するため、冷え性にかかりづらくなるからです。

水だけで身体を温めた場合、身体が冷えやすくなり温度差を作ってしまう原因になります。

入浴剤には肩こり、冷え性、もしくは身体の疲れに効果的なものが売られていますので、薬効成分が多い入浴剤を購入するようにしたほうが良いです。

起き上がりの介助

老人介護で大事とされているものに、起き上がりの介助もあることを知っておきましょう。

日常生活で効果的な介助となりやすく、気持ちよく起き上がれるほどに老人はあまりストレスを溜めないとされています。
逆に、起き上がりの介助がないと急に起き上がろうとする人もいるため、腰を傷めてしまうことが多くあるのです。

寝たきり老人という言葉がありますが、こちらは体調、病気の症状が徐々に悪化していき、最終的に寝たきり老人になっているだけです。
寝たきり老人でない日数が長いだけで、老人というのは若さを取り戻していくということも知っておいたほうが良いでしょう。

ただ、このような介助は世話をする側にとってもストレスになります。
経済的に余裕がある場合は10万円前後で電動ベッドを購入すると良いでしょう。
近年において発売されるようになったものでは、フカフカのクッションが使われているため身体に疲労が残るベッドも少なくなっています。